書類作成

2017年12月25日更新

工事安全衛生計画書で事故ゼロの工事を!各項目の内容を細かく解説

危険が多い工事現場では様々な安全対策についての取り組みが実施されており、安全書類もその一つです。今回解説するのは安全書類(グリーンファイル)の中でも特に記入が複雑な工事安全衛生計画書。各項目にいくつかのルールがあるため、初めて作成する方にとっては難しい書類となっています。

工事安全衛生計画書とは?

工事安全衛生書とは、工事を安全に進めるためにどのような行動や心がけをしていくかを証明するために存在する、安全書類(グリーンファイル)の一つです。起こりうる危険をすべて把握し、どのような措置をとるかは意外と難しいものです。工事安全衛生計画書を作成することで、工事に取り掛かるすべての作業員が共通の安全意識を持つようにしましょう。

ここでは最も代表的かつ広く使用されている「全建統一様式第6号」を定型として解説していきます。しかし項目は他の書式であってもほとんど変わらないため、その他安全書類の書式の工事安全衛生計画書を作成する方も問題なく参照していただけます。

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工事安全衛生計画書の項目と書き方

元請の指定によって変わりますが、基本的には一次請負業者が二次以下の業者の分まで作成します。

欄外部分の項目と書き方

事業所の名称

「事業所」というとピンとこないかもしれませんが、「工事を実施する作業所」もしくは「工事名称」を記入します。

  • ◯◯作業所
  • ◯◯新築工事
  • ◯◯ビル改修工事

のように表記するのが一般的です。

所長名

「所長名」=”元請”の現場代理人を指します。一次の会社ではなく、元請の会社の現場管理人を記入する必要があるため注意が必要です。

会社名

自社名を記入します。

現場代理人(現場責任者)

自社所属の現場責任者を記入します。

日付記入部分

この工事安全衛生計画書を提出する日付を記入します。記入日と混同しないように注意しましょう。

欄内部分の項目と書き方工事安全衛生計画書の記入例

工事安全衛生方針

施工する工事の安全衛生を確保するための基本的な考え方を記入します。

工事安全衛生目標

施工する工事の中で予想される危険に対しての具体的な取り組みや、取り組む際の目標を記入します。

工種・工種別工事期間

工種には、現場で取り掛かる工事内容について記入します。
高種別工事期間には、まず一行目に該当する施工期間期間を記入します。
その後それぞれの工種にかかる期間を矢印(↔)で記入します。以下の記入例を参考にしましょう。

日常の安全衛生活動

施工期間中自社が日常的に取り組む安全衛生活動について箇条書きで記入します。

資機材・保護具・資格の区分/その種類

工事に必要となる資機材・保護具・資格について該当する欄に記入します。
記入例については以下を参照しましょう。

1.危険性又は有害性の特定

ここでは、取り掛かる工事の中で起こりうる危険について記入します。

①作業区分
危険性が予測される作業について記入します。

②予測される災害(危険性又は有害性)
該当する作業区分の起こりうる危険性や有害性について記入します。

2.リスクの見積もり

ここでは該当する危険性のリスクについて数値で記入します。

①可能性(度合)
危険が起こりうる可能性を数値で記入します。
数値の基準は、「1:ほとんどない」「2:可能性がある」「3:極めて高い」の三段階です。

②重大性(重篤度)
予想される危険の重大性を数値で記入します。
数値の基準は、「1:軽微(不休災害)」「2:重大(休業災害)」「3:極めて重大(死亡・障害)」の三段階です。

③見積もり
可能性と重大性を足した数字を記入します。その為数値が大きければ大きいほど問題があるといえます。
見積もりの評価基準としては以下を参照しましょう。

④リスクレベル
見積もりの数値によってリスクレベルが決まります。数値については以下の表を参照しましょう

3.リスク低減措置内容の検討

該当する危険に関してそのリスクを下げるための具体的な行動を記入します。

職名・氏名

ここでは該当する職名を持つ従業員の氏名を記入します。

再下請会社の関係者の職名・氏名・会社名等

ここでは再下請会社の役職をもっている作業員について記入します。
記入項目は、「職名」「氏名」「再下請会社名」の三項目です。

元請工事業者提出書類一覧

ここでは自社が元請に提出する安全書類をすべてチェックします。工事安全衛生計画書以外の書類がある場合は、適宜提出しましょう。

さいごに

安全施工サイクルを実施していますか?

安全施工サイクルは日々の安全活動をパターン化することで作業員の安全意識を高め、現場での労働災害を防ぐことができます。
具体的な活動内容としては以下を参照しましょう。

①安全朝礼
②安全ミーティング
③作業開始前点検
④作業所長巡視
⑤安全工程打ち合わせ
⑥持ち場後片付け
⑦終業時の確認

①〜⑦の順にこれらの安全活動を毎日繰り返し、さらにそれぞれの安全活動内で「どういったことを心がけるか」と明確にすることも非常に大切です。危険が多い工事現場だからこそ意識づけた安全活動に取り組み、安心安全な工事環境を作りましょう!

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