
安全施工サイクルとは、現場の日常業務の中に、さまざまな安全活動を組み入れていき、効率化を図る取り組みです。現場の日々の流れもこのサイクルに基づいて行われています。
建設現場では必ずといっていいほど安全施工サイクルがイラスト化されたものが、ポスターや看板で掲示しています。
毎日、毎週、毎月、随時行われている安全施工サイクルですが、今回は毎日の安全施工サイクルついて紹介していきます。
会社や現場によって内容は微妙に違いますが、概ね同じような項目を使用します。
目次
毎日の安全施工サイクル

毎日の安全施工サイクルは、実際の工事や作業員が関わる項目も多いので、誰もが目にしたことがあると思います。
今回はそれぞれの項目を時間順に説明していきます。
安全朝礼
所長や安全担当等の元請事業者が1日の流れや全体への周知を行います。また体操で怪我の予防をします。
安全ミーティング
職長を中心に各職種・作業グループごとにわかれて、作業を円滑に・安全に進めるためにミーティングを行います。
当日の作業の確認に加えて危険予知活動活動を実施して、当日の体調のチェックとともに、KYシートに記入していきます。
新規入場者教育
建設現場に新たに入場する作業員に対して、現場の状況や作業概要、危険箇所、現場のルール等の指導・教育を行います。
作業開始前点検
未然に事故を防ぐために、クレーン・建設機械や電気工具を使用し始める前に点検をします。
安全巡視
所長・主任・安全担当が現場全体を、職長は持ち場を巡視します。
巡視のポイントは、「作業手順や作業計画に沿って、作業が行われているか」「機械や工具の使い方で危険な箇所がないか」などです。
作業間連絡調整
安全衛生責任者や職長などが、元請事業者が開催する作業間連絡調整会議参加します。当日の作業の進行状況や翌日の作業予定を共有し、混在作業による時間調整や作業手順、安全確認事項について話し合います。
持ち場の後片付け
翌日にスムーズに作業ができるように、また盗難や災害を防ぐために後片付けを各職種の会社ごとに行います。
4S(整理・整頓・清掃・清潔)、資材・器具などを所定の位置への返却が主な項目です。
終業時の確認・報告
職長・安全衛生責任者は、現場を見回りきちんと整理されているか、火気の後始末がしっかり解決できているかを確認して、作業所長に報告します。
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